こんにちは、ハナです。
ご無沙汰しておりましたが、皆様お元気でしょうか。
資格取得のための準備やTOEIC受験のため、なかなかブログを書くことができませんでした。
さて、
やっと日本での水際対策も終了し、だんだんとコロナ前の日常に戻ってきました。
航空業界も国内線はもちろんですが、国際線も回復し始めてきました。
私が乗務する路線もほぼ満席に近いです。
そして、転職活動していらっしゃる方も待ちに待ったCA募集も活発になってきました。
CA試験に向けて、動いている方も多いかと思いましたので、
私自身もこの航空業界・CAという仕事、日々のフライトについて振り返ってみました。
同じ目標に向かって仲間と協力する
飛行機は1人乗務以外は、年齢層もさまざまな数名のCAで編成され、チームでフライトします。
一緒にフライトするクルーとの人間関係は重要だと感じています。
上記の言葉をかみ砕くと・・・
同じ目標・・・お客様に満足していただけるように
仲間と・・・CAだけでなく、地上係員、機長、整備士、搭載係員、清掃係員
協力する・・・お互いの都合ではなく、目標達成にはお互いの最善な方法で協力し合う
例えば、機内でのことを考えてみました。
機内は2本の通路があり、前方からカートを2台出し、ミールサービスをしています。
その時、片方のカートの進みが早く、もう片方のカートとスピードの差ができてしまいました。
この時、あなたならどう考えますか。
気にせず、このまま早く終わらせっちゃおう!と考えますか?
お客様の心理を考えてみると・・・
あっちの列はもうドリンクも食事も来てるのに、こっちはまだまだだな、不公平だな。
と感じる方がいらっしゃるかもしれません。
もし、カートの進み具合に差があるようなら、ここは協力してできる限り同じスピードになるようにしたらどうでしょう。
自分のことだけでなく、機内全体のお客様のことを考え、お互いに協力する。
このようなことをフライト中、常に考え行動することが必要だと感じます。
英語力
英語力は誰もが口を揃えておっしゃることだと思います。
英語力が高くなくても、CAの試験には合格することも多々あります。
でも・・・
入社した後、確実に苦労します。(それが私です・・・)
TOEIC の点数が高ければ、英語で流暢に会話できるとは、必ずしも比例しているとは言い難いですが、
TOEICの点数は、高みを目指して点数を取得しておくことを強く勧めます。
入社後は、
訓練を乗り越え日々のフライトに慣れること、(第一の関門)
数年後には資格取得に向けて勉強することも必要ですし、
何より不規則な生活の中、体調管理を徹底すること、そのような中で英語学習を進めることになります。
もし英語力に不安がある方は、早めに学習に取り掛かることをお勧めします。
心理的安全性
現在では、多くの企業が取り入れていますので、聞いたことがある言葉だと思います。
当時は、Google社が生産性の高い条件は何かを見つけ出すことを目的に行った「プロジェクトアリストテレス」という生産性向上プロジェクトがきっかけとなり、この「心理的安全性」という言葉が注目を浴び始めました。
心理的安全性が高いことにより、生産性の向上、離職率の低下、モチベーション向上など様々な効果が生まれることが立証されているそうです。
私が勤めている会社でも2.3年前から「心理的安全性」を掲げています。
私自身もこの心理的安全性の重要性を実感しています。
躊躇なく、質問することができる方もいらっしゃると思いますが、
多くの方は
「こんなこともわからないのかと思われるんじゃないか・・・」(無知だと思われる)
と思ったことがあるのではないでしょうか。
私もそうですし、今でも思うことがあります。
わからないことをわからないままにしてしまう
↓
結果、その後もわからないままになる、自己成長できない。
このようなことが積み重なることで、生産性が上がるかと言われたら、上がりません。
かといって、
心理的安全性とは、 みんなで仲良く仕事しよう! ではありません。
わからないことをわからないと言える ミスを報告できる 自分の意見を発信できる 必要があれば否定的な意見も言える
そのような環境が心理的安全性が高い状態だと言えます。
そのことを全員が理解して、チーム力を上げることでお客様の満足度も上がると思います。
いつも異なるメンバーでフライトするため、
この心理的安全性を毎便意識してフライトしなければならないと思っています。