こんにちわ、ハナです。
突然ですが、
私、新しい資格取得に向けて、訓練をスタートしようと考えています。
でも、新しいことにチャレンジするとき、誰しも不安がつきものだと思いますが、
まさしく私も不安な気持ちでいっぱいです。
多くの失敗してしまうんだろうな・・・と。
とある本に励まされたので、自分の振り返りのために、記載したいと思います。
「シリコンバレーは失敗に寛容だが、日本社会は失敗した人を許さない」
と聞いたことはありますか。
シリコンバレーは失敗に寛容なのではなく、失敗経験のない人など、全く評価しないという。
なぜか。
失敗経験がないということは、これまでの人生において、チャレンジをしてきていないと見なされるから。
「できる範囲のことしかやってこなかったのでは?」
「高い目標を掲げた経験がないのでは?」
と疑われる。
さらに、
失敗経験のない人は「成功するのに必要な学びを得ていない」とも思われるそうです。
失敗から得られる学びは非常に大きく、成功のために不可欠な経験と考えられているため、
一流大学を出ていても失敗経験がない人は、学びの量や質が足りていないと判断されてしまいます。
「できるとわかっていることばかりに時間を使わず、できないかもしれない大きな目標に早くチャレンジして」
と言われるようだ。
一方、日本では、「失敗は悪である。悪ではあるが、1回くらいは許してやるべきだ」のようなニュアンスがあります。
この失敗は悪いことだということ自体は時代遅れだといいます。
何かにチャレンジした時、その結果が成功と失敗に分かれるというのは、間違いです。
この考えを持っていると「失敗するかもしれないことはチャレンジしない」という結論になってしまいます。
失敗と成功の関係は、
全ては失敗から始まり、少しずつ成功に近づいていく。
チャレンジの結果が成功と失敗に分かれるのではなく、
失敗とは、スタート地点から成功までの途上に存在する学びの機会だと。
考えてみたら、今までも一度も失敗せず成功したことはあるかと問われたら、
失敗を重ねた結果、成功した、という実体験が皆あると思います。
1つ目は、組織から学ぶこと。
2つ目は、市場から学ぶこと。
1つ目は、学校に通って学ぶ方法と、会社に入って上司や先輩の指導を受け、研修に参加して学ぶ方法がある。
➡ 正しい方法を習い、反復練習で覚える
わたしたちが何かについて「できる」と言えるレベルに到達するためには、「習い、覚える」に加えて、
「実際にやってみてできるようになる」という学びも不可欠です。
この最初のステップを延々と続けて、いつまでも2つ目のステップに移行しない人がいる。
それでは、いつまでたっても、成果が出せるようにならない。
特に、失敗を成功の反対概念と捉え、避けるべきものだと考えていると、失敗を怖がるあまり、
2つ目のステップになかなか踏み出せません。
結果、「できるようになるまで学び続ける」とか「できることしか、実践しない」人になってしまう。
それでは、できないこと、できそうもないことに積極的にチャレンジし、さまざまな失敗を経ながら成長を続ける人とは、大きな差がついてしまいます。
2つ目は、「やってみて失敗し、その失敗や経験から学ぶ」方法がある。
➡ 学んだことを実践し、現実的な環境下で成果が出せるよう経験を積む
その反復練習を経て、成功へ近づいていきます。
子どもの頃から今までを思い出してみると、親に叱られ、先生に叱られ、会社に入れば、上司に叱られてきました。
それは、子供を成長させるために叱ってくれ、上司は部下を育てるために指導の一環として叱ってくれていました。
しかし
一定の年齢を過ぎると、自分の行動に対して率直なフィードバックを得ることが極めて難しくなります。
よほどのミスをしたときしか叱られないと思います。
20代30代までは、ほぼ誰でも成長できるのに、40代になると成長が難しくなるのはこのためだといいます。
「失敗しないように十分に準備する」とか、「うまくできるようになるまで勉強する」のではなく、
(それでは、準備と勉強だけで一生が終わってしまいます)
とりあえずやってみる
➡ 失敗する
➡ フィードバックを得る
➡ それを参考にしてもう一度やってみる
このプロセスをできるだけ何度もやってみることが重要だ。
このような失敗と成功の関係を知るだけで、
今からチャレンジすることへの不安が少し和らいでくるのではないでしょうか。
最初からできる人はいない。
失敗することで成功に近づいていく という気持ちを忘れずに、
チャレンジしていきたいと思います。