こんにちわ。ハナです。
突然ですが、
我が息子も成長し、叱ることが増えてきました。
でも叱るという行動はとても気力体力を使います。そして叱ったからといって、望ましい結果になるとも限りません。
疲れ果てた私が目にした「どならない練習」という本を読んでみました。
ただ読むだけでは頭に入らなかったので、少しまとめてみました。
もし興味がある方がいらっしゃれば、以下の内容を読んでみてください☺
この本の始めに、
「すばらしい子育て」より「ちょっとラクな子育て」をしたいということに共感しました。
3兄弟の子育ては、笑顔で楽しい家庭環境にしたいと思っていますが、叱ることも多く、子供への伝え方を考えないとなと悩んでいました。
その叱るという方法で子供に伝えることをできるだけ止めて、どうしたらよいのか。
子供にどうしてほしいか伝えたい時の方法は、6点あります。
代わりの行動を教える
問題行動を注意する際には、
「~しないで」ではなく、
「~してね」と肯定的な表現で代わりの行動を教えると伝わりやすい。
食事途中に、椅子から降りて遊びの続きをすることがあります。
「立ち歩かない」
ではなく、
「ご飯中は座ってね」と肯定的な言い方で伝えるということですね。
なぜかというと、「~しないで」という否定形だと、今していることがだめだという情報しないので、
では何をしたらいいのか?を考えないといけない。
子供だとそこを考える時間がかかり、また答えを出すことができないかもしれない。
要は、こちらの言いたいことが伝わりにくいということ。
理由を教えることや反省させるという選択肢もありますが、核となるのは、代わりの行動を教えるということです。
親も一緒にやってみる
「代わりの行動」を教えた後に「じゃあ一緒にやってみよう」と付け足すだけ。
例えば、片付けをせず、次から次へとおもちゃを持ってきて遊ぶ我が子に、
「片付けてから次のおもちゃで遊ぼうね」
というより、
「ママと一緒に片づけない?その後一緒に次のおもちゃで遊ぼう」
と伝えると、一緒に息子も片づけてくれた経験があります。
そして、実際に一緒に片づけてみることで、子供がどのくらいできる段階にあるかも確認することができます。
これくらいまでできるだろうと思っていたけど、実際に見てみたらまだ早かったということもあります。
次の声かけも、その段階に合わせてすることができ、一石二鳥ですね。
気持ちに理解を示す
子供の気持ちに共感するとは、
「~したいよね」「~だよね、わかるよ」と言って、子供の気持ちに理解を示すということ。
私たち大人も「ダメ」と言われたり、行動を止められることは嫌ですし、なんで?と反発したくなります。
しかし、その前置きとして気持ちに共感してもらえると、少しは相手の話を聞いてもいいかなと思えることがあります。
共感したからと言って、必ずうまくいくわけではないと思いますが、可能性として試してみるのもいいかと思いました。
復唱する
状況的に子供の気持ちに共感できない場合には、復唱すると良いとのこと。
復唱とは、そのまま言葉の通りで、
子供が「~なんだ」と言ったら、
「~なんだね」と繰り返し言うということ。
復唱することで、子供の話を一応受け止めたことができ、その間に、次何を話そうかなと考えられるという。
また、余計なことを言ってしまう可能性も減らすことができると。
これは確かに!と思いました。
子供が「靴を履きたくない!」と言った時、「靴を履かないと公園に行けないじゃない!」と言ってしまいそうですが、
「靴履きたくないんだね~」と言ってる間に、
(どうしようかなぁ・・・と考え、親の気持ちがヒートアップすることを防げると思いました)
「あなたの気持ちはわかるよ。でも今は~だから~しようね」と伝えたらいいのか。
子供の気持ちに共感して受け止めながら、ブレずに対応するということです。
環境をつくる キョリ・メセン・シゲキ
子供に伝わりやすい環境をつくることが大切だといいます。
1️⃣距離
なるべく子供に近づく。手の届く距離。
2️⃣目線
目線の高さを合わせて、お互いに相手の目を見て話す。
しゃがんだり中腰になって、目線の高さを合わせる。子供が親の目を見るまで環境をつくる
3️⃣刺激
子供の目や耳に入る余計な刺激を減らす
落ち着いた声で話す
場所を変えたり子供の向きを変える
例えば、うちでもよくあるシチュエーションなのですが、
夕ご飯の準備ができたので、
私が子供たちに向けて
「ご飯できたよ。おもちゃ片付けして食べるよー」とキッチンから大声で言います。
大体このパターンで子供たちに伝えるのですが、
思い返せば、すんなり片付けが始まったことはないかもしれません。
環境がダメだったんだと感じました。
穏やかに
ゆったりと
環境をつくり、伝えていく
ほめる
ほめることのねらいは、子供がその時できたせっかくの望ましい行動が、次回以降も起きる可能性を高めることだといいます。
ほめることは、親も、ほめられる子どもも両方とも前向きな感情になれます。
これは、叱ることを否定しているわけでなく、叱ることだけに注力してもしんどいですし、ほめることで次回以降もできる可能性も高く、勝率の高い方を取り組んでいきましょう。
その肝心のほめるところとは・・・
ほめる対象となる行動は、問題行動の反対の行動、つまり普通の行動だと。
だから大量にありますね!
問題行動に基準を置いて、問題行動の反対の行動をほめていく
なので、問題行動をガミガミ叱らなくても、普通のできた行動をほめることで、望ましい行動が増え、問題行動を間接的に減らしていくことができます。
以上。
日々の生活で、ふと、この内容を思い出して、行動していきたいと思います。